1分肩回しで病気をみるみる治す!

 

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1分肩回しで病気を

みるみる 治す! 

 2010年5月15日

株式会社講談社

医学的理論説明 寺下謙三

実技指導 山田友美

絶賛好評発売中


 

はじめに

さまざまな健康法があるなか、姿勢を正すことの重要性は、昔からいわれていることですね。本書では、姿勢、心、食事をうまく整えることで健康になるという3大健康法のうち、姿勢を正して運動するストレッチトレーニングに取り組んでみましょう!


理にかなった健康法は、昔から言い伝えられている定番のもの?

「快食快眠快便」「病いは気から」「腹八分に医者いらず」「1日1万式呼吸法」「薬より養生」など枚挙にいとまがありません。

また、私が動脈硬化の研究をしていた頃は、「人は血管とともに老いる」といったある高名な医学者の言葉が印象的でした。最近は「体温を上げて免疫力を上げる」や「病気の原因は血流だった」などの考え方も気にかかります。

これらの考えは、それぞれ理にはかなっていると思いますが、「これさえやれば(飲めば、食べれば)どんな病気も治る」などということは絶対にありませんし、人間の身体や心はそんなに単純ではありません。

世の中には、驚くほどさまざまな健康法がありますが、その大半は、一時的に奇抜さが話題になっても、時間とともに消えていきます。そこが、昔から言い伝えられている定番の健康法と違うところです。

話題の健康法の中には、定番の健康法の基礎に基づきながらも、その手法に創意工夫や特徴を持たせたものがあり、それは、多くの医学研究でも同じで、「常識的に考えて、または、我々の身体の仕組みは上手く出来ているものだということを前提条件として、新しい発見に至るための推論をたてる」 ことから始まるものだと私は考えています。

そこで「常識的に考えて、なるほど理にかなっているなぁ。生活の一部に取り入れてみるか」と思えることを実践することは、大いにお勧めしたいと日頃から思っています。

実際によくなった例がたくさんある、姿勢を正す健康法

本書で実技指導されている山田友美さんは、「姿勢を正す健康法」を実践されていて、起立時や歩行時の姿勢はもとより、日常のさまざまな場面での美しい姿勢のあり方を指導されています。彼女から、多くの生徒さんが、悪い姿勢を正しい姿勢に変えていくことで、いろいろな身体の不具合がよくなるという話を聞き、「姿勢(ストレッチ)健康法」をまとめてみたいので、医学的理論付けをお願いしたいと 依頼されました。

医学では、EBM(Evidence Based Medicine)という言葉があり、統計的に計画された臨床試験や調査に根拠を置き、より患者さんにとって適切な治療を選択して行うという意味で、とても大切な考え方です。

今回のストレッチの理論付けは、あくまでも医学的事実や経験からの推論で、統計や臨床実験をしたわけではないですが、医学的常識や、東洋医学的発想に基づいたものと認識していただければと思います。

本書のストレッチは文明が発達することであまり使われなくなった筋肉を、効率よく動かすことができるようにプログラムされています。これらのストレッチは、心と身体を美しく強くする一手法です。気分が優れない時は前屈みになり、美しい姿勢を守ると、胃腸の働きもよくなるというように、姿勢や食事、私の専門とする心のケアは、切っても切れない関係にあり、この3つをうまく整えることが、3大健康法となるのです。シンプルで地味な動きのストレッチでも、しっかりやれば、必ず効果がでるはずです。

    

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