Interview「患者と医師結ぶ民間版侍医サービス」

フジサンケイビジネスアイ

Interview「患者と医師結ぶ民間版侍医サービス」

日刊 Fuji Sabkei Business i. №20030

2012年6月25日

 


-医師と患者の関係悪化を危惧している

「感謝と医師のコミュニケーション不足が、互いの不信感を深めている。患者はできるだけ自分の話を聞いてほしいと思っているが、医師が1人の患者に割ける時間は限られているからだ。患者の不平・不満が高じてクレーマーになったり、医療訴訟を起こしたりすれば、医師のマインド低下は避けられない。日本の医療レベルは技術的には世界トップレベルにあるが、医師と患者の信頼関係を築く仕組みが欠けている」

-どうすればいい

「当事務所では1990年、民間版の侍医サービスである『主侍医倶楽部』をスタートさせた。日本で一番安心な医療を受けているのは皇室の方々ではないかと思いついた。健康なときから侍医がそばにいて、万一の重病時にはどのような医療を受けるのが最善かを判断し、専門医の医療チームを結成して対処する。この安心・安全なシステムを民間にも導入しようという狙いだ。単なるビジネスとは懸け離れた寺子屋的な活動だったが、今では法人契約なども開拓している」

-民間版侍医の普及は可能か

「治療を担当する医師に代わり、話を聞いてあげるなど、できるだけ患者が満足するようなサービスを提供しなければならない。教え子らに民間版侍医(医療判断医)になってもらっているが、経営として成り立たせることが難しいと痛感している」

-改善策は

「患者を診察して、どの病院、その医師に治療してもらうのが最善かを判断する仕事に特化したサービスを7月から立ち上げる予定だ。医師、患者、侍医がウイン・ウイン・ウインの関係になれると思う。幅広い患者にサービスを受けてもらえるようにしたい。

    

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