TOP / DR.Kenzo著書・執筆 /その他の執筆記事

2007年9月

アクティビティ手工芸士

脳のなかの名医 近年「脳科学」といわれる分野の研究がとみに進歩している。単に、頭の良し悪しや運動を制御する 仕組みや喜怒哀楽との関係などについて表層的にとらえるだけでなく、脳の奥深い神秘にまで科学のメスは切り開こうとしている。 内容詳細

2007年9月

認知行動療法としての脳ダイエット

気分障害やうつ病、パニック障害、強迫性障害などの療法として、世界的に導入されている認知行動療法は、健康的なダイヱットにも役立っています。 内容詳細

2007年2月

安心と幸福の医学

健康なときから身近にいて、さまざまな医療決断をサポートしてくれる「医師患者システム」が究極の安心と幸福の医学だと自ら実践して16年になります。その経験から、最近の日本の医療が進んでいる方向に非常に危機感を感じていることをお話ししたいと思います。 人間のあらゆる知恵は「幸福」を求めています。医療ももちろん同様で、多くの医師や医療人は人の幸せのために頁献したいと日夜がんばっています。 内容詳細

2006年1月

スーパーファーストオピニオン

表紙セカンドオピニオンについて考察する前に、その言葉の定義を碓認したい。以下に、本誌「月刊新医療」2004年2月号に掲載した文章を改変し、記載してみる。「患者が受けている診断や治療について、現在の、に主治医以外の医師から求める別個の意見のこと。医師が患者に診断名やいくつかの治療法を説明し、勧められた治療法に同意するという考えはインフォームドコンセントと呼ばれ、米国では一般化している考え方である。この制度を支える仕組みの一つとしてセカンドオピニオンがあるとも言える。内容詳細

2005年4月

老化には6つの顔がある

表紙同じ年齢なのに、老けている人もいれば、はつらつと若々しい人もいます。老化は、人によって違うのでしょうか。
「体のさまざまな器官のピークは15歳から20歳くらいまでにあり、以後は徐々に落ちていきます。老化の原因はさまざまですが、誰でも20歳ごろから始まっているのです。ただ、落ち込み方、老化の進み方は一様ではありません。なだらかにソフトランディングするか、どこかの時点で急激に落ち込んでしまうかで老化の表れ方は異なります」と寺下謙三先生。内容詳細

2005年1月

消化器外科 NURSING

表紙「医療の仕組みをアレンジしていくだけでも、安心で快適な医療環境をつくることができる」というコンセプトのもと、20年前、仲間の医師らと私的医学医療シンクタンク(現寺下医学事務所)を創設しました。設立当初は電子カルテや医師の相互コンサルトシステムなどの開発を行いましたが、行き着いたところがローテクノロジーの「主侍医」という考えでした。今までの「主治医」は、日本の保険システムの制限で「病気になってからの担当医」ということであるのに対して「健康なときからそばにいる医者」という意味です。まさしく皇族の「侍医」のような役割を受け持つ医師です。主侍医は、交響楽の指揮者や飛行機の管制塔のような役割を担いますが、なによりも患者さん(主侍医としてはクライアントと呼んでいます)のさまざまな医療決断を支援することがおもな役割です。内容詳細

2004年9月

『標準治療2004・2005』のポイント

表紙自分が受けている治療は標準的で適切なものか? という疑問に答えるべく、2002年4月に発刊された家庭版ガイドラインとも言うべき『標準治療2002・2003』(日本医療企画発行)。2年の時を経て今年8月に、さらにスケールアップした改訂版『標準治療2004・2005』が上梓される。総監修者の寺下謙三氏に、同書発刊の意義と改訂のポイントを聞いた。 内容詳細

2004年3月

健康安心がすべてに優る

健康な時から、傍にいて健康管理のアドバイスと最善の医療を受けられるように水先案内をすることを目的にした「主侍医」を実践して14年になる。病気になってから治療を担当する 「主治医」 とは似て非なるものという意味で 「主侍医」と造語した。
医師のアドバイスにお金を払う、しかも健康な時から契約をしてまで、というおおよそ日本ではなじまないこのシステムにいち早く理解を示してくれる人はいるだろうか、と最初は周囲からも 「コンセプトは理解できるが勇気ある行為」と皮肉的称賛を浴びた。
 大学の医局とは独立し、医師会にも属さず、保険診療も行わないといった、医者を守る三種の神器を自ら放棄したからである。内容詳細

2004年2月

スーパーファーストオピニオン

セカンドオピニオンの定義
セカンドオピニオンについて考察する前に、その言葉の定義を碓認したい。以下に、本誌「月刊新医療」2004年2月号に掲載した文章を改変し、記載してみる。
「患者が受けている診断や治療について、現在の、に主治医以外の医師から求める別個の意見のこと。医師が患者に診断名やいくつかの治療法を説明し、勧められた治療法に同意するという考えはインフォームドコンセントと呼ばれ、米国では一般化している考え方である。この制度を支える仕組みの一つとしてセカンドオピニオンがあるとも言える。日本では、独白の日本人的気質や保険制度の面からもまだまだ一般的ではない。内容詳細

2003年11月

医療判断医という選択

「赤のカードに賭けなさい」プロのギャンブラーはそんなアドバイスをした。答えは簡単である。赤のカードが20枚、黒のカードが15枚入っていることが分かっていたからである。しかし、私は、黒のカードを引いてしまった。プロのギャンブラーのアドバイスは間違っていたのか?
医療の話をしているのに、賭け事のたとえ話を引き合いに出して不謹慎と言われかねないのを承知で冒頭のたとえ話を作った。医療方針の判断、決断に際して、それらは確率に左右されることゆえの不確実性を体感していただきたいため敢えて単純な例示をした。内容詳細

2003年6月

ストレス社会と心の主侍医

「見た目は健康,でも心はポロポロ」「ぼろは着てても心は錦」どちらがよいか,簡単な問題のようであるが難しい問題でもある。私は映画鑑賞が趣味の1つであり,映画の中の,気の利いた台詞が特に好きである。「セント・オブ・ウーマン」というアル・パチーノが主役の退役軍人を演じる映画のなかで,彼が次のように語る。
「私は軍の指揮官として,多くの若者が戦闘で手や足を失うのを目の当たりに見て,戦争の悲惨さを思い知らされた。しかし,もっと悲惨なことがあることを知った。若者たちがそれをなくしてもっとみじめな姿になるものがあることに気づいた。それは『人間としての心』である。内容詳細

2003年5月

もっといい日

表紙「赤のカードに賭けなさい」。プロのギヤンプラーは私にそんなアドバイスをした。答えは簡単である。赤のカードが20枚、黒のカードが15枚入っていることが分かっていたからである。しかし、私は、黒のカードを引いてしまった。プロのギャンブラーのアドバイスは間違っていたのか?医療の話をしているのに賭け事を引き合いに出して不謹慎と言われかねないのを承知で、冒頭のたとえ話を作りました。医療方針の判断、決断に際して、それらが確率に左右されることゆえの不確実性を体感していただきたいため、あえて単純な例を示したのです。内容詳細

2001年9月

安らぎのある住環境

昔から人間の生活の基本は「衣食住」であるといわれている。生きるためにはまず食べなければいけないのは動物として当然であるから、「食」は絶対的必要条件であろう。「衣」と「住」はその次の必要条件となるのであるが、現代人にとって「食」とほぼ同列の必要条件と断定してもそんなに多くの反論はないであろう。確かに太古の昔から曲がりなりにも住処といえるものは例え洞穴とはいえ存在したであろうし、寒さなどをしのぐための最低限の身にまとうものは存在している。こういった意味での「衣食住」は、私のオリジナルの定義であるが、いわば「生物学的衣食住」といえるのではないだろうか? 内容詳細

2001年8月

共にプロフェッショナルとして

医薬分業のシステムが日本に導入されはじめてから、もうかなりの年月がたちます。 最初に訪れたブームの時は「薬剤部を医療機関の敷地の外に出しただけ」のいわゆる第二薬局が多く、本来の医薬分業の意義が十分に発揮されていませんでした。 しかしここ数年の医薬分業ブームは様相が全く異なります。インフォームドコンセントやセカンドオピニオンの必要性が叫ばれてきた社会的背景もあり、保険薬局のスタッフは患者さんに渡す薬の説明を、よりきめ細かに行うようになりました。 薬の相互作用による併用禁忌などについて、処方医と薬剤師によるダブルチェックが行われるようになり、実際に投薬ミスも減少してきていると思われます。内容詳細

2001年7月

医師の常識を問う8つのオピニオン

相次ぐ医療過誤の報道のもと、医師のモラルの低下を追及される場面によく遭遇する。
「患者の話を聞かない医者」「偉そうな医者」「無愛想な医者」「本当に患者のことを考えない医者」 - いろいろな批判を耳にする。そして、その理由として「偏差値教育の弊害」という決まり文句が出てくる。
教育全体をとっても「ゆとり教育」などという、言葉が独り渉きして、今ごろになって「学力の低下」の危機が叫ばれている。 まったくあきれる事態である。
 日本は平等という言葉が好きで、しかも平等の意味を勘違いしていて、内心は平等が本当は良いとも思っていないという、矛盾に満ちた国民性があると、払はひそかに思っている‥「学力テストに順番をつけるな」「運動会で徒競走はやらない」「東大が何だって言うの」と口を揃えて言うくせに、幼稚園からお受験、お受験と騒ぎまくる国民である。 内容詳細

2001年6月

生活習慣病予防対策

生活習慣病の予防は小児期から行う必要がありますが、実行のためには種々のハードルがあり、中でも特に学校保健との連携は難しいといわれています。
石川県では平成11年度予算で、厚生部と教育委員会が学童に対する健康教育をそれぞれ独立に企画したところ、財政課から一本化して行うよう指示があり、思いがけず両者が本格的に手を組んだ事業が誕生しました。当センターは、各医療圏ごとに一つ選ばれたS小学校と連携して児童とその保護者を対象に様々な試みを行いました。事業の担当はそれぞれに分かれていますが、実際には学校と保健所が協力して行いました。内容詳細

2000年9月

むくみは不調のサイン

そもそも「むくみ」というのは、医学的には“浮腫”といい、体内の細胞の間の組織が通常よりも沢山の水を含んでいる状態です。
自分でチェックするには、むこうずね、つまり、すねの前面の内側(脛骨けいこつと腓骨ひこつが接近するところ)を指で押してみて、指のあとがへこんで残るようなら、むくみです。
はれぼったく、水ぶくれのように感じるむくみの中身は、水なのです。身体は沢山の水を含んでいます。 体重の約2/3は水が占めている程。 その水の多くは細胞の中にありますが、血液にも含まれ、細胞と細胞の間のクッションとなる組織にも組織液として含まれています。 内容詳細

2000年7月

冷房対策

基本は冷やしすぎないこと
最近は家庭にもクーラーが普及し、夏は随分過ごしやすくなりました。でも、快適だからといってクーラーに頼り過ぎると、冷房病や夏バテなどを招きます。
シニア世代では、女性だけでなく、男性にも冷房がこたえる人が増えてきます。冷房病を予防する基本は「冷やし過ぎない」ことです。室温は26~28℃を目安に外気温と極端な差が無いように。又、噴出し口の風が直接あたらないように、風向きにも注意しましょう。温度を一たん設定すると、気候や身体の変化に関係なく、そのままの状態で使い続ける人がいますが、面倒がらずにこまめに、快適な温度、風向き、換気などの調節をおこないましょう。内容詳細

1996年4月

専門分化と統合のバランス

 あらゆる自然科学の分野において、その終着駅が近づいてきたのではないだろうか。こんなことを言うと、「科学の世界はそんなに浅はかなものではない。まだまだ奥深い未知のことが山積みなんだ」と反論されるかもしれない。また、それとは逆に、「世紀末」という言葉で代表される漠然とした不安から、「行き着くところまで来た」 というムード的共感が得られるかもしれない。
人類の何万年、何十万年の歴史においてボタンひとつで夜も昼並みに明るく過ごせたり、何百キロも離れたところへ一日で行けたりするようになったのは、わずかこの数百年前後なのである。食生活ひとつを考えてみても、この100年の変化はいかなるものであろうか。内容詳細

1996年1月

かかりつけの医師の選び方と付き合い方

現在の保険診療では、医師にかかるには何らかの病名がつかなければなりません。病気でなくても、「大腸ガンの疑い」があるというようなことがなければ、健康な人が病院に行ったり、医師の診断を受けたりしても、それは医療行為とみなされず、医療報酬も保険財源からは支払われません。  しかし、たとえ今は健康であっても、ほとんどの人は自分や家族の健康に疑問を持ったり、不安を抱えています。つまり病気のケア以前の健康維持という問題や、病気になったらどうしようという問題に、多くの人が悩み、心配しているといってもよいでしょう。 内容詳細

1993年10月

医療関連豆知識

療養型病床群(療養病棟)とは
医療法改正により1993年4月より施行される「療養型病床群」とは、老人慢性疾患の患者を対象とした老人病院に対し、老人に限らず長期入院を要する愚者すべてを対象にしている。環境も患者1人当たりの病室面積と廊下幅が、従来の1.5倍程度と広くなっているので、4人部屋でも一般病院よりもプライバシーが保て、居住性が高くなっている。
また、機能訓練室、食堂や談話室、浴室などの設置。 廊下には適当な手すりを両側につけることが望ましいとされ、身の回りの世話を行う看護補助者を配置することが義務づけられている。 内容詳細