医療判断相談例
当院医療判断外来および主侍医倶楽部メンバーよりのご相談で最も多いものです。
最近の医学の進歩により、癌の治療も多様化してきました。また、インターネットの普及やメディアでの医療番組などにより、一般の人にも過剰と言えるくらいの医療情報がもたらせるようになりました。それだけ迷い判断決断に苦しむことが多くなりました。
我々は、まずクライアントの方自身の考え方を整理して頂くことのお手伝いをします。その上で、必要な専門家選びをして、ご紹介します。
ドクターショッピングにつながるセカンドオピニオンをなるべく避けられるように、最初の段階で十分に納得するまで話し合い方針を決めます。
設計士が家の設計図を製作するのと似ていると言えます。
ご紹介するドクターは、私共とアライアンスを組んで、スムーズに患者さんを受け入れてくれることをお願いしている専門医の方々です。(Terra Dr Connection&Allianceをご参照下さい)
メンバーPさんのお父様は、引越ししたばかりの新しい土地で発作性の不整脈と白内障の治療について、今の病院で適切な治療が受けられるのかという不信感、担当医に切り出せない病態に対する様々な疑問、今後の治療方針についての不安など多くの問題を抱えて来院されました。早速詳細にお話を伺った上で問題点を整理し、現在までの治療はごく標準的なものでご本人の不安は取り越し苦労であることを分析、ご本人の納得されるまでの説明を行いました。更に、地元の総合病院に勤務したことのある循環器内科専門医に直接連絡。地域での実際の医療の状況はどうなのか、開業医による診療所と総合病院との連携はどのようになっているかなどを具体的に確認したうえで、今後の治療方針を検討。不整脈と白内障の夫々について、どの病院で治療を受けるのが最善か、担当医に何を確認するべきかを詳細に説明。ご本人は不安を解消して治療を継続することができると喜んでお帰りになりました。
メンバーQさんは元来健康で、やはり事務所お見えになることがほとんどない、地方在住の方でした。ある時久しぶりにご連絡をいただき、大事な従業員の病状が不安であるため相談にのってほしいとのこと。ご本人自ら同行してのご紹介となりました。突然の強い頭痛、嘔吐、意識消失、聴力低下、耳鳴り、めまいという多彩な症状に地元でははっきりとした診断がつかなかったとのこと。診察にてある程度の予測をつけた上で、耳鼻科の中でも特殊領域を専門とする医師の診察が必要と判断。滞在日数が限られていた中で、同日中に二人の専門医受診を手配しました。その結果、こちらで予測した診断名でほぼ間違いないだろうという二人の医師によるセカンドオピニオンを確認し、地元の大学病院へ全ての経過をまとめた紹介状を作成。安心して地元での治療に専念できるように、現在の病状、今後の見通しを説明し不安を解消して、我々の加療を終わりました。