教養のための医学塾

--- 東大医学部現役学生およびOBによる寺子屋式教養としての医学塾 ---

 ふと立ち寄った書店で健康に関する本を手に取ってみたことはありませんか?別の棚をみると正反対の内容のタイトルの本があります。あなたならどう対処しますか?
信用性の高い情報もそうではない情報も溢れている現代、ドクターの生の声を聞いてみたいと思われたことはないでしょうか?

 英会話や個人の資産運用やいろいろな趣味などの生涯教育の大切さや面白さが認識され各種カルチャーセンターはにぎわっています。

しかし、一般人向けの正当でかつ系統だった医学知識に関して学ぶチャンスはほとんどありません。この点は、私が30年前に、「健康管理の秘訣は正しい医学知識を持つことと信頼できるプライベイトドクターを持つこと」という2大テーマを掲げて医学事務所を設立した当時とあまり変わっていません。
この30年間の医学自体の進歩はすさまじいものがあります。またインターネットなどを通じた医学医療情報も量的には驚くべき変化があります。しかし、それは医学的幸福を我々患者に与えてくれているかというとそうではありません。むしろ迷いという不安が増強して、最先端の医療に乗り遅れているのではという不満も募ります。

自分の健康については自ら責任を持つ時代です。自己健康管理は現代人の必須条件とも言えるでしょう。そのためには自分のからだの変化に気を付けることも勿論ですが、正確な健康知識を身に付けることこそが肝要です。正しい健康知識がなければ重大な病気の兆候を見逃したり、逆に何でもないことをくよくよ気にかけ、かえってストレスを高めてしまったりという事態にもなりかねません。

 教養としての健康医学について真剣に取り組んでみたいという要望に応えて生まれたのが「教養としての医学塾」です。小人数による寺子屋的な雰囲気で進めていきますので、一方通行の講義だけではなく日頃聞きたかった自分や家族の健康に関する質問が気軽にできます。簡易なプライベイトドクターの役割をも果たすわけです。

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 塾生の皆様にはご自分の興味のある講座を選んで受講していただくシステムです。
短期間に集中して知識を身につけたい方は毎回でもご利用になれますし、ゆっくりマイペースで続けられたい方は月に1回のペースでも受講できます。飯田橋オフィスやホームページで講義予定を掲載しますので、御希望の講座をお申し込みください。(ただし、定例講義は1講座20名を定員としていますので希望者が多い場合は先着順とさせていただきます。)  講座内容は多岐にわたっていますが、塾生の御希望に添った講座を設けることも可能です。

 病院以外でドクターと接する機会はなかなかありません。日頃疑問に感じていることを直接伺えるチャンスでもあります。

塾長 寺下謙三

 

塾長 寺下謙三 略歴

1978年東大医学部医学科卒業 医師 医学博士

がんなどの重大な病気になった時に徹底的に相談に乗り助言をするための自由診療制のクリニックを千代田区(東京都)にて運営。

 医療上の【安心】【納得】を提供することを職務としている。幅広い医学知識と各診療分野で活躍されている医師たちとの厚い人脈を活かし、多くの相談者に判断・助言を行ってきた。必要に応じて東大OBの専門医を招聘して相談に対応(セカンドオピニオン)。
 また2014年4月より一般の方や医学部志望の中高校生向けに「教養のための医学塾」を主催。母校東大医学部から選りすぐった現役学生/医師を講師として招き、自ら塾長を務める。
 また塾長自ら講義も受け持つ。医学作家としては家庭の医学書「標準治療」総集編をはじめ「私を救う医者はどこ?」など多数の著書がある。