2003年(平成15年)ご挨拶 一般向け

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 今年は、いよいよ世の中の曲がり角がいろいろなところで訪れるものと推測しています。私の事務所や私自身にとっても、重要な分岐点になると自覚しています。昨年の総括、今年の抱負をご紹介することで、新年のご挨拶に代えさせていただきたく思います。

 昨年暮れ11月22日には、日立ハイテクノロジーズと合弁で「どこでもカルテ」を開発する会社「オムニカルテ社」を設立し、12月12日には、神経難病の根治薬を研究開発する目的で「メリキサー研究所」を慶応大学医学部西本教授グループと共に設立しました。
また、昨年5月には「標準治療2002・03」という家庭医学辞典を日本医療企画と協同で上梓しました。今年2月には麹町に「TERRA二番町インタークリニック」という癌画像検査センターをオープンさせる予定です。いずれも「医療の仕組みづくりを通して貢献する」という基本精神に則っています。執筆関連では、2月から3ヶ月ほどの予定で、朝日新聞土曜夕刊の「カルテの余白」欄に連続執筆の予定です。医療判断学をテーマにエピソードを紹介しようと思っています。

 また、1月18日21:30~22:00ラジオ日本の「21世紀の医療」に対談出演しますので、こちらもチャンスがあればお聞きください。このように、ジプシーのごとく放浪していますが、医療判断医、内科・心療内科医としても事務所附属クリニックや山王病院で診療活動もします。2月からは麹町でも、診療予定です。そういうわけで、今年も一年よろしくお付き合いください。

2003年1月1日
寺下謙三

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