用語集 ・ 主侍医 健康なときから患者・家族のそばにいて健康管理のアドバイスを行い、いざという時には、あらゆる選択枝の中から最善の医療決断を行うための支援を行う医療判断医。病気になってから治療を開始する「主治医」とは一線を画すため「主侍医」と造語した。 【関連記事】 健康安心がすべてに優る 「主侍医」という制度 ・ 医療判断学/ 医療判断医 医療技術の高度化や専門分化・細分化に伴い、医療上の選択肢が劇的に増えた中、他診療科含め、医療を受ける際に生じる患者や家族のあらゆる選択や決断を支援することを専門とする医師が医療判断医である。そのための医療判断学とは、幅広く日進月歩である医療技術・知識に加え、特異度・感度を考慮した確率論、高度な医療面接・カウンセリング技術を有機的に統合した学問である。また、医療判断医には、医療判断学の習得に加え、各分野の専門医との広い人脈レパートリーが求められる。 【関連記事】 『医療判断』について 医療判断医という選択 (1.医療判断医の定義) 患者側が最善の医療を選ぶには「医療判断」が必要です ・医療決断支援 医療上の決断をする時に、一般的に重要とされる「(科学的)医学的根拠」に加え、患者・家族の「心理学的情況」や「社会学的背景」、時間経過を考慮することで、疾病による身体的被害と精神的ダメージを最小限にする決断を促すためのあらゆる支援。 【関連記事】 医療判断医という選択 (3.医療決断支援の三つの要素) 医療決断支援が私の仕事 ・ 主侍医倶楽部 高度に細分化された医療技術の中で、患者・医師の人間関係の整備こそが安心と幸福の医学の実現に必要であるという理念のもと、皇族の手厚い侍医制度(5人の侍医が健康時からそばにいて、最善の医療を判断し、専門医チームを結成して対処する。)を参考にはじめた民間版の侍医サービス。患者・家族は安心して医師団に身を任せることができる。 【関連記事】 「かかりつけ医」 対話が生む信頼 主侍医倶楽部開設の理念 ・ Terra Doctor Connections & Alliance/スーパー医局 寺下医学事務所30年の歩みの中で、出会ってきた素晴らしい医師仲間による職業的交流倶楽部。信頼しあえる善良な医師仲間が、専門分野・学閥・年齢・地域を超えて、技術や苦労、楽しみ、喜びを分かち合う、文字通り「スーパー」な医局。医療崩壊に対して規範やオピニオンリーダーの輩出、意義ある仕事の提供、地域の臨床医師の孤立防止も大きな役割です。 【関連記事】 企画理念 ・ 自由診療 日本では、医療機関は原則的に皆保険制度といって、健康保険に従った医療の支払い制度を採用している。その保険の規定では賄いきれない内容の医療については、患者が自費で負担をしなければならず、入院時の差額ベッドや有料予約料など一部の許可された費用以外は自費と保険の混在は混合診療といって禁止されているので、全面的に自費診療となる。この場合は報酬の設定などは医師が自由に決める事ができ、医療内容も保険の規定にとらわれないので、「自由診療」と呼ばれている。 ・ クライアント 一般的に弁護士や会計士などの知的専門家に相談する顧客の事をクライアント(依頼人)と呼ぶ。我々の事務所では、病気になってからではなく健康な人も相談を依頼する事から「患者さん」と呼ばずに「クライアント」と呼ぶようにしている。