2010年(平成22年)新年のご挨拶

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新年おめでとうございます。
 
 「命よりこころ」「人間の幸福な生活の一助のためにのみ医療は存在する」という信念のもとに活動している私ですが、昨年は無二の親友(下町で一緒にトンカツを食べて楽しみ、私の些細なラッキーを心から喜んでくれる日常的友人)を突然死で亡くしたことから始まりました。ある程度の年齢になってきて友を亡くす寂しさや命の尊さを実感しました。彼の没後、私の「こころ」に届いたメッセージは「日常のさりげない幸せの深さ」です。
 
 もともと好きではなかったセレブ的な派手な快楽の浅さが私には更に惨めに映るようになりました。やはり「命よりこころ」です。新年早々、湿っぽい話しになりましたが、この出来事は、今後の活動への大きな指針となりました。「ひとへの敬愛(敬意と愛情)」に基づいた医療の仕組み創りの姿勢の再確認です。そんなこともあり、恒例の年間活動報告は、大きなイベント的なものではなく小さな活動の積み重ねとなりました。

 「テラ小屋医学塾の復活」「医療判断外来&サポートの充実」「主侍医倶楽部の充実」「新主侍医倶楽部(スーパープライベイトドクター)の準備」「TERRA&DOCTORS医師人脈の充実」という集大成活動を地道に行いました。安心と幸せの医学に貢献するためには患者側だけでなく真っ当な医師をきちんと応援することこそ大切と考えています。
 今までの25年間の活動実績を最大限活かして、これからの3年で「プロトタイプの主侍医制度から普及タイプのプライベイトドクターシステム」の実現を目指します。それが、スーパープライベイトドクターです。
乞うご期待、とともに皆様方の親身な応援もよろしくお願いいたします。
 
平成22年元旦
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