2012年(平成24年)新年のご挨拶

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新年のご挨拶を申し上げます。
 
 昨年は、大震災のみならず自然の猛威を思い知らされる厳しい1年でした。文明の鎧に安穏としていた我々にとって「想定外」の一言では片付けられません。自然の猛威だけでも厳しいのに、我々人間、特に先進社会と呼ばれる国々の力のある人間が作り上げた様々なシステムが人々を仕合わせにするどころか、むしろ悩み苦しめている現象があちこちで露見しています。
 
 医療分野も例外ではありません。でも、悲観的なことばかりではありません。そういったことに気付き始めた人が、年配の人のみならず若い世代でもいることを様々なところで拝見する機会も増えてきました。
 
 個人的なことですが、一昨年より医師としての第一歩を踏み出した長男勇祐と昨年より法曹の道の端くれに仲間入りさせて頂いた次男征司にも、親として自分のポリシーである「手を抜かない」「あきらめない」「やりすぎない」そして「楽しく」をきちんと伝えていくことも任務だと自己を戒めています。昨年は「患者も医師も笑顔になれる仕組み」をモットーにする「主侍医倶楽部」の広報部長になり、「契約制のプライベートドクターを持つという未来の当たり前」を先取りする業務の推進を今年の目標としています。
 僕の拙い広報活動も多少の成果があり昨年末から動きがあり、今年前半には1ユニットの主侍医チームを100名でシェアするという自己完結型運営のシステムを実現したいと思っております。まだまだ少数のための仕組みですが、皆様のご理解とご支援をお願いしながら新年のご挨拶に代えさせて頂きます。
 
 平成24年元旦
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