Home

【代表主侍医のつぶやき】2009/5

主侍医通信 2009年5月号(第112号)より
【代表主侍医のつぶやき】

100年に一度の不況と言われる時に「新型インフルエンザ」の脅威が襲ってきました。大地震が起きた地域に豪雨も襲うことなどもしばしばなように、まさに「泣き面に蜂」ですが、皆様おかわりございませんでしょうか。前号でも書きましたが、今回の不況は我々経済先進国が心の後退国でもあったことに気付くチャンスを与えてくれたのかもしれません。同様に「豚インフルエンザ」は、毒性の強い「鳥インフルエンザ」やその他の感染性の重大な病気の流行に備える予行演習として、神が試練を与えたもうたのかと私は考えています。「騒ぎ過ぎだ」とか「無防備すぎる」だとか、いろいろと論議されています。しかし、もう一度、社会問題としての健康被害について再認識する必要があると思っています。今回のインフルエンザがもっと毒性が強ければどうなっていたのかと思うとぞっとします。どの程度のプロテクションになるのかは、まだまだ未知な部分が多いですが、健康に真摯に取り組んでいるメンバーの皆様のために、タミフルの備蓄処方を出来るように努力いたしました。事務局からのお知らせをお読み下さい。主侍医を持つこと自体、日常の安心とリスクヘッジです。そして、せっかく主侍医がいるのだから、最低でも2、3ヶ月に一度は、健康チェック面談にお越し下さい。簡単な血液検査でも、定期的に行っていると随分違うものです。最近、メンバーの皆様から「医療判断助言」のためのクライアントの方のご紹介が多くなっております。簡単な問題では我々のところに来られることはまずありません。丁寧に時間をかけた面談と、他の専門医との楽屋裏でのやり取りが必要な内容がほとんどです。そのようなクライアントの方に、我々はスタッフ一丸となってお役に立てるよう「医療判断外来&サポート」という一案件ごとのサービスを提供しています。特に複雑で不安要素が強い場合は「一時的主侍医」という期間限定の主侍医サービスを提供しています。こちらは最大3ヶ月間ですが、その間は「救急主侍医ホットライン」も利用できますの、24時間医師と直接電話でき、とても安心です。生活習慣病などの外来を、完全予約でゆったりと受けたい方のご紹介も歓迎しています。後輩の石澤ドクターと笹部ドクターがお待ちしています。有料予約制が基本ですので、最大でも1時間に4名までのゆったり診療です。登録ゲストの方には割引もありますし、勿論メンバーの方は予約料不要ですので、生活習慣病やメタボの管理は、付属のクリニックでお受け下さい。そうすることにより日常の血液データなどが、当院の電子カルテに収納され、経時的変化が分かりやすくなります。 他の病院などと違って、とてもコンパクトで家庭的ですので、少しの時間で採血などもできますし、時間をお約束頂ければ、ほとんどお待ち頂くことなく我々ドクターとも医療面談できますので、お気軽にお寄り頂ければ嬉しく存じます。

作成:2009/05/31

​ ​