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【代表主侍医のつぶやき】2009/8

主侍医通信 2009年8月号(第113号)より
【代表主侍医のつぶやき】

すっきりしない天候が続いていますが、みなさまお元気でしょうか?今年は、例年と比較して主侍医倶楽部のメンバーの方や私個人の友人、知人の方の病気や怪我などのご相談が多いようです。いつも不思議に感じるのですが、ある病気の相談が発生すると、同じ病気についての相談が重なってあることが多いのです。とても科学的な話しでなく一笑に付されそうですが、運命の巡り合わせを感じます。私どもが、相談を受ける時は、ほとんど喜ばしくないことが発生している訳ですが、唯一、嬉しい相談があります。お産の相談です。今年は、お孫さんなどのお産の相談も多く、その病院選定紹介でお役に立てたことは嬉しく思っています。また、スタッフドクターの石澤医師や笹部医師が活躍してくれているお陰もあり、私どものメインの主侍医サービス業務である「医療判断助言とサポート」へのご紹介クライアントが増えています。また、その結果、主侍医倶楽部へのご入会の方が続き、日本で唯一ともいえる本格的な「プライベイトドクター業務」のご賛同者が、少しずつでありますが増えてきたことを喜んでおります。各分野で活躍されている方には、是非プライベイトドクターを持ってほしいと思っています。相応しい方がいらっしゃいましたら是非ご紹介下さい。9月から定例で、主侍医サービスと主侍医倶楽部の説明会を開きますので、こちらへのご参加のご紹介を頂ければ幸甚でございます。新型インフルエンザに関して、ひとこと私見をお話します。一般向け医療社向けに関わらず、楽観論、悲観論が交錯しています。よく、「先生はどうお考えですか?」と聞かれます。「人事を尽くして天命に対処する、のがいいのではないですか?」と答えています。最近の感染状況をみると、今年の冬の流行はとても心配です。学校閉鎖やマスク着用などを神経質に行い過ぎと批判もされましたが、そのお陰で日本はアメリカや他のアジアに比べて、今までは大流行を免れたのかもしれません。タミフルの備蓄も世界的にみて、日本は進んでいるようです。はっきりした新型インフルエンザの発症では、各病院でタミフルの処方は可能だと思われます。しかし、身近に発症者が出た時に、予防的に服用するタミフルの備蓄が必要かと考えています。クリニックでは、まだ、若干の余裕がありますので、お問い合わせ下さい。

作成:2009/08/17

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