Home

ベビーマッサージの本できました!

なんと、ベビーマッサージの本の監修をしました。7月20日発売です。

「赤ちゃんとの愛着を深める」普及活動をしている日本アタッチメント育児協会の廣島大三さんとの出会いと今回の出版社の保健同人社さんとの長い付き合いから生まれました。といっても担当の森さとこさんが偶然にも僕を発見してくれたのがきっかけです(ありがとうございます!)

ベビーマッサージは僕の仕事の基本テーマである「命よりこころ」とも関係します。先日「戦中・戦後子育て日記」のところでも書きましたが、親子の愛着関係が人間や動物の基本になると僕は考えています。最近では、この愛着が「執着」に変性しているのではと心配しています。実は、最新の子育て方法論としての「ベビーマッサージ」と「戦中の子育て」との共通点に気付きました。それは子供への愛着の深さとその鏡的反射による親側が享受する喜びです。時には「くるたのしい」という河合隼雄さんの造語にも近いところがあるでしょうが。この相互愛着関係は、親子のみならず、おばあちゃんとお孫さんはもとより、夫婦でも先生と生徒でも会社の上司と部下でも、友人の間でもあります。そういった触れ合いの原点が「ベビーマッサージ」のなかに込められています。本の最後の方に、少し僕の個人的な考えを書かせて頂きました。

ここでは、ベビーマッサージそのものではなく、その底流に流れる心の問題を、お話ししているので、男性の上司が女性の部下に、「ベビーマッサージ」を実際にやらないで下さいね。その場合は「セクハラ」の対象になります。

「執着」ではなく「愛着」を全ての愛すべき人に、と言っているだけですので。念のため。

今回は、自分の本の宣伝でもありますので、「デスマス調」でしたためてみました。

作成:2010/07/15

​ ​