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神楽坂会議始めました (2019/11現在休止中):

主侍医活動を円滑に進めていくためには、関連の医師の潤滑なコミュニケーションが大切です。私どもの主侍医活動も、経営的な目で見れば、まだまだフロンティア精神で支えられているのが実態です。片腕として参加してくれている若手のドクターも、大学などでの研究研修活動とともに、生活を支えるための診療活動も行なわなければなりませんから、ずっとこちらの事務所に詰めている訳には参りません。本来は、もっと僕がしっかりと経営活動を充実させて、たいへんな仕事に見合った高報酬を確保してあげるべきだと思っていますし、これからの僕のメインの職務だと戒めているところです。

そんな訳で、スタッフ主侍医のドクターたちはお互いなかなか顔を合わせて論議や打ち合わせをすることができません。そこで、月に1回は顔を合わせようと、せっかく事務所が神楽坂近くにあるので、B級グルメを兼ねて交流会食会を先月から始めました。事務所のライフワークである「スーパー医局」活動の幹事打ち合わせの会も兼ねる意味合いもあります。事務所の若手スタッフ主侍医3名と事務所設立時代からの仲間の野村忍ドクターと僕の5名に加えて、昨年から研修医仲間入りした愚息が是非参加したいというので計6名でスタートしました。

スタッフ主侍医が一同に会するので、担当している主侍医倶楽部のメンバーの方のための打ち合わせなどについても全員の意見を聞くことができます。

今月のテーマは、主侍医活動の必要性を仲間の医師にどのように短時間で説明するか、ということです。長く付き合っている専門医仲間は、漠然とは理解してくれていますが、「取り敢えず困った時に相談する医者」「腕のいい専門医を紹介してくれる医者」「セカンドオピニオンをしてくれる医者」「困りきった時に駆け込むクリニック」だとか、当たらずとも遠からず、といった理解に留まることが多いからです。

我々は「高度化、専門分化する高技術医療時代において、安心できる医療の基本的なアクセス/インターフェイスの仕組みが『主侍医システム』であり、個人や企業内における医療管理と判断を支援するプロ集団が医療判断医である。活動が活発になってきた家庭医や総合医、以前からいわれているかかりつけ医なども同様の概念上にあると考え、そういったシステムが繁栄発展するための模範的(サンプル的)活動を目指す」と考えています。

 

作成:2011/07/11

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