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ちょっとした心身への気配り 2015/3主侍医通信より

 三寒四温と言われるように、次第に春の訪れをあちらこちらで感じます。今年は、花粉が多いと予想されていますので、花粉症のある方には少しびくびくものですが、そうは言っても桜をはじめ色々な花が咲き始め、緑も増え始める春は気持ちの良いものです。四季が明確な日本ですから、その良い点をなるべく見つめることができればより幸せ度が増すのではないでしょか。

 前回、お送りしました「養生シート」はご活用頂けているでしょうか?今回もシートを同封させていただきます。記載された方は、ぜひコピーをお送りいただくか、ついでの時にご持参いただければより有用な使用法をアドバイスさせていただきます。根気よい、毎日のちょっとした心身への気配りが病気になる確率を多少ではあるでしょうが下げることになります。もちろん、健康ばかりを意識して、楽しいことを避けたり、仕事量を差し支えるほど減らすのは本末転倒ですが。

 65歳を超えた方は、肺炎ワクチンを是非受けてください。いろいろなワクチンで賛否両論はあるのですが、肺炎ワクチンに関しては、デメリットよりもメリットの方がはるかに高いと私は考えていますし、多くの医師はそう考えているのではないかと思っています。国や地方自治体で助成も受けられます。私どものクリニックでは助成の対象にはなりませんが、他のところでは面倒と思われる方は、ご一報いただければ、1週間以内に準備して当日は数分のお時間で済ませられるようにいたします。2種類のワクチンの選択や接種時期に関しても、お気軽にご相談ください。

 なんどもお知らせしております「教養のための医学塾」もだんだん成熟しております。契約者ご本人は無料で参加できますし、ご家族や社員の方も割引で受講できるよう準備しておりますので、是非、ご検討ください。2、3回出席されると面白いと感じるようになるようです。講師として登壇する東大医学部の現役学生も増え、みんな一生懸命講義内容を考えています。熱心な塾生がより場を盛り上げてくれるものと期待しています。

2015年3月 吉日   寺下 謙三

作成:2015/03/26

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