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主侍医の考え 2019/9 主侍医通信より

激しい暑さもようやく峠を越し、食欲、行楽の秋を迎える準備は万端でしょうか?
皆さん方の平均年齢も上がるとともに、私自身の年齢も確実に上昇しています。
お互い、「真剣な健康管理」のもと、楽しい日々を過ごしたいものです。
 
前回、この場でお書きしましたが、「主侍医倶楽部」は、かかりつけ医の理想を示す模範モデルとして運営しております。
理想的なモデルということで、国レベルで運営する汎用モデルでは、かなりの部分を簡素にしないと成り立ちません。
 
主侍医契約を一言で説明すると、「契約は我々を信頼してくれる証であり、我々は契約者のかたを家族のような気持ちになり全力でサポートする」となります。
「いくらいくらで、このようなサービスをする」などを羅列できるようなものでなく、いわゆる「ビジネスモデル」として確立するような部類でないと私は結論づけています。
ただこの活動を続けてきた中で、医師のネットワーク、電子カルテや高額検査機器の共有システム、インフォームドコンセントやチョイス、セカンドオピニオンなどの考え方、医療意思決定の重要さ、医療判断学の医学生への教育などに携わり「医療の仕組みづくりを通じて貢献する」という哲学を押し通し続けています。
 
そんな後ろ姿を見続けてきたからか、長男の勇祐ドクターは外科医10年目でありながら、「患者の意思決定を丁寧にサポートする仕組みの重要さ」を肌で感じ取っているようです。
当医学事務所の業務を拡大して続けていきたいと希望し、嬉しくもあるのですが、となると「ビジネスモデル」として成立しない、などと呑気にいっている場合ではありません。
 
私の集大成として考えていた若い世代の有能で情熱的な医師たちを支援する仕組み作りに加え、主侍医システムの「ビジネスモデル」化を実現し、その傍ら、医学作家、幸福論思想家の道も模索していくかなと、欲張りな思いに膨満感をきたしている昨今です。
 
皆様には、主侍医の考えをご理解いただけるクライアントの方をご紹介いただけるようお願いいたします。
勇祐ドクターは間も無く産業医の資格を取りますので、産業医のご用命も承りたいと思っています。
重ねてよろしくお願いいたします。 
 

作成:2019/09/30

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