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年末のご挨拶 2019/12 主侍医通信より

一体なぜ「年の瀬」は慌ただしいのでしょうか?
1年という大きな区切りの時でもあるし、お正月休みという長いお休みがあるからでしょうか。
今や、会社単位で考えると3月を中心に決算時期は分散していますし、長期休暇も年末年始より長い休暇を、GWや夏休みでとることも多いようです。
でも「クリスマス」「紅白歌合戦」「行く年来る年」などとなると、なんだかため息が出ます。
古くから続く慣習も満更ではありません。
お正月をお祝いし、梅や桜を楽しみ、雛祭りや端午の節句をお祝いし、梅雨は窓辺から見る「しとしとぴっちゃん」を憂いながらも「雨読」を愛で、七夕、お盆の行事で、思いを馳せ、暑い日は縁側でスイカをかじり種は新聞紙の上に飛ばし、スポーツと食欲の秋を楽しみながら、紅葉の時期を迎え、冬への心構えを準備していく。
ゆったりした感じではありませんか?
 
でも古くから続く慣習も、気がついたら結構変わっていくものです。
年が明けるとバレンタイン騒ぎか御入学騒ぎ。
あっという間にゴールデンウイークの過ごし方の準備。
梅雨となるとシトシトどころかゲリラ豪雨を心配。
真夏は縁側でスイカどころか冷房のきいた部屋に閉じこもり、優雅な人々は避暑地へ退散。
秋の半分はまだ暑く、そのうちハローウインとやらで街中は大騒ぎ。
それも冷めやらぬうちに、街角ではクリマスソングが聞こえ始め、子供たちは、何を買ってもらうかの算段。
年末年始、優雅な方々は、例年のお宿へ。
我々庶民は、休まないデパートなどで、お買い物とちょっぴり贅沢なお食事。
たったの50年くらいでも随分変わりました。
 
変わったといえば、小学生のなりたい職業のトップは「ユーチュウバー」、残念ながら「医師」は、女の子の3位に出てくるだけ。
 
変わることは悪いことではないし、変わらないことが良いことでもない。
We can change!  Yes, we can! なんて誰かが言ってましたね。
35年間も相変わらずの業務を続けている我々ですが、来年もひとつよろしくお願いします。
 

作成:2019/12/23

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