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200228コロナが教える人の道6  極端な意見にはなるが

今の事態は、国家的かつ全国民が関係する大問題である。ということは全国民を挙げて、戦わなければならない。富裕層たちに望むことは、生涯で使い切れないであろうと思われる分を差し引いた資産の半分(全部と言いたいところだが)をこの問題の対策費として国に献金寄付してほしい。子供や孫たちに無用なお金を残して無用な争いの種を作るよりも、「日本を救った人々」という名誉を残した方が1代2代どころか末代まで残る英雄となるであろう。もし日本人の資産家たちがこのような行為をするだけで、COVID19による被災者をなんとか救える数兆円規模になるのではないかと試算している。例えば10億円以上の献金者は、国立感染症研究所のボードの名を刻んで称えるなんていかがであろうか?
そして、多くの通常の国民は、そんな「ノブレスオブリージュ」を示した、資産家たちの誉ある行動に感化され、それぞれができることをするであろう。何事も範となる人の行動が一番力強い。
前項で書いたが、このウイルスの抗体検査ができるようになれば、国のおかげで武漢から逃れて、幸い軽症ですみ、体内には抗体もでき、この病気にかからないことがわかれば、コロナ対策病院のボランティアとして駆けつけてほしい。学校閉鎖により、2割以上の看護師さんやその他の職員さんの労働力が減少し、医療崩壊と言われる事態になりかねない。コロナ感染症より重症の患者さんは変わらずに大勢いるのである。毎日、手術も必要である。毎日、癌の宣告を受けている人が多数いる。その方にとってはコロナより怖い宣告である。
大病院に勤める医師は、コロナ感染の危険性が最も高い職業の人々である。その人たちにも守らないといけない家族がいる。僕にできることは、そんな医師を応援することかもしれないと考えている。そのためには、関係する患者さんがたに、なるべく正しくてuptodateな情報を発信するように努めている。

作成:2020/02/28

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