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200327コロナが教える人の道18 ウイルスが広まるのではなく、人がウイルスを広めるのだ

標題の「ウイルスが勝手に拡散するのではなく、人がウイルスを拡散するのである」という内容の言葉は、僕のオリジナルではない。COVID-19で21歳の若さで亡くなった英国の女性の叔母様の言葉の邦訳である。姪を亡くした悲しみの中から、振り絞ったメッセージであろう。小池東京都知事が、「ロックダウンの可能性」を示唆し、今週末の外出の自粛を要請した昨日の夜、テレビに流れた高田馬場で若者が集まり大騒ぎして酔い潰れてしまっている光景を見て、驚くといいうより呆れ返った。少しでもこの危機に役立とうと頑張っている若者が多数いる中で、このような乱痴気騒ぎに参加している人々の脳の中はどうなっているのであろうか?ウイルスよりはるかに怖いのは、こういった人間たちだ。コロナウイルスの検査だ、と称して女の子にいたずらをしたものまで出てきたと聞くと医療崩壊どころか人間崩壊の危険さえ感じる。
法律では、厳密なロックダウンが施行できないという。国民の叡智や善意や他者を思いやる心に頼るしかないことになる。

こんなマイナーでおじさんくさいブログを見ていただいているのは、極々少人数の方々であろう。しかし、その方々は極めて高い知性を持った方々だと信じている。皆様方が、周囲の方々に、知性や弱者をきちんと思いやる心を持った特に若い人たちに伝えよう。
「自分を守り周りの人を守る行動を勇気と根性、根気をもって成し遂げよう」「ウイルスを拡散する人間にならないよう、最大限の努力をしよう!それは実に格好いい行動だ!」

「本当に偉い人は、素晴らしい権力の座についた人でもなく、大金持ちになった人でもなく、ノーベル賞をもらった人でもなく、そんなこととは無関係に『弱者への思いやりをきちんと持つことができる人だ』」
どこかで誰かが言っているのを聞いたことがある。

作成:2020/03/27

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