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2005011コロナが教える人の道32 言い訳する人を信じるか?

今までの一連の報道の中で、政府や厚労省の対応にじりじり苛立っている人は多い。各新聞社が国民に行った政府の支持率やコロナ対策への評価比率は低下の一路である。国民は、きちんと見ているのだと感じたが、今の内閣を形成する政治家を選んだのも、その国民だ。
加藤厚労大臣の、「誤解」発言は、すでにマスコミで叩かれているから、今更ここで取り上げなくてもよいだろう。この種の「言い訳」論理は、安倍首相たち内閣の人々に共通している。自分が犯した誤りの言い訳のパターンが似通っている。きっと、「言い訳プロデューサー」のようなブレインがいるのであろうと推測する。森友問題、カケイ問題、お花見問題、文書改竄問題、検事定年問題、今回の「誤解」「勘違い」発言問題など、全くそっくりな論理展開である。多少頭の良い人が考えて、誤魔化し通せると思っているのであろう。全くもって、国民を馬鹿にしている。

コロナ対策は、我々国民の命と全生活がかかっている。政治家や役人の忖度合戦の犠牲になってはいけない。一人一人が、きちんと考え、きちんと行動して身を守るしかない。もちろん、政府の対策を全否定する必要はない。例えば専門家委員のほとんどは優秀で善意で行動している。政治家の中にも、少数であろうが、自ら命をかけて国民を守るという使命感を持っている人はいるだろう。
我々は、そんな玉石混交の中から、重要なメッセージを選び抜いて行動していかなければならない。

自分自身の行動を規制する鉄則を個々の人が考え抜いていかなければならない。
少しずつでいいから、その鉄則を構築していくといいだろう。

「嘘を言う人を信じてはいけない」「言い訳する人を信頼してはいけない」「隠す人には、疑ってかかれ」

まずは、このような簡単で自明な鉄則から、箇条書きにしていこう。
 

作成:2020/05/11

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