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200727コロナが教える人の道38 GO TOキャンペーンは「強盗」だけでなく「殺人」とも

このブログも、政府や厚労省の呆れるような対応の、何について書こうかと躊躇しているとあっという間に1ヶ月も間があいてしまった。迷ってうろうろしていると時間は空く経過していくことを身を以て体験したわけだ。新型コロナの動向も待った無しの状況が続き、政府や厚労省や都知事周辺も大変だろうとはお察しする。しかし、一国の総理であったり、厚労省幹部であったり、大東京のトップであることは、こういった苦境に命をかけて立ち向かうことがそもそもの任務であり、それを成し遂げてこそ「他にはない素晴らしく格好いい」存在なのである。「そんなに文句があるなら、お前がやれよ」という御仁もいるであろう。僕には到底できそうもないから、政治家などを目指そうともしなかったのである。自分ではできないからこそ、「総理」や「都知事」や「厚労省幹部」に期待するのである。それが、全く期待にそぐわないからがっかりするのである。いや、国民の命がかかった待った無しの事態であるから「がっかりする」では済まされない恐怖に国民は陥っている。「自分たちで身を守るしかない」「どうしていいか分からないから、ヤケクソ」と両極端にバラバラの行動をとる。春の状況では、医療に携わる人々の「使命感」に守られたことは、真っ当な国民のほとんどは理解している。しかし、その結果、日本の医療機関の大半は経営困難に陥り、看護師さんはじめ命をかけた人々のボーナスがカットされているという予想だにしなかった事態を前に、今度はその「使命感」が持ち堪えられるのか?と想像しても怖くなる。
そんな最中「GO TO キャンペーン」とやらを強行した政府。モリカケ事件が不明朗な中の黒川検察長人事問題、事業委託による20億円の中抜き事件、安倍のマスクの不明朗な委託先問題などを経験した国民にとって、このキャンペーンではどんなことを企んでいるのか、疑心暗鬼にならない方がどうかしている。少なくとも国民の命を守るという姿勢が全くもって見えてこない。

大体からして、今の政府や官僚などに「命がけでも国民の命を守る」という使命感をきちんと持った人はいるのか。自分や仲間の利益、自己保身、自己の権力闘争などについては、なかなかの強者であることを認めるが。

格好いい「政治家」「官僚幹部」の出現を夢見ている。

作成:2020/07/27

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