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200814コロナが教える人の道44 ほうち?国家日本

新型コロナ陽性者が急増し、「自宅療養」「入院調整中」なる人が東京だけでも1000人を超えてきている。そもそも「宿泊療養」なども、聞こえの良いような言葉を作ってはいるが、要するに指定感染症に認定しているにもかかわらず、病床が追っつかないので、苦し紛れの対策に最もらしいネーミングをつけただけである。「この感染症に対する予測が甘く間違っていました」と、まず、政府や厚労省が間違いを認めることをしないから、どんどん混乱が広まっていく。いまだにPCR検査が身詰まりを起こしているのは良い例だ。「過ちを認めないと進化や改善はない」と、以前にも述べたが、鉄則ではないだろうか?「調整中」と言っているうちに、2週間もすれ軽症者は、回復していくことを期待しているのだろうが、その間、軽症者の中には、動き回る人は少なからずいる。残念ながら間違いない。つまり感染者を野放しにしているのと同じである。これでは医療者がいくら頑張っても、次から次へと感染者は増える一方である。「法治国家」と自称する日本だが「放置国家」となってしまっている。政府や厚労省よ、周囲から嫌われる覚悟で国民の命を守るために、賢明で勇貴ある行動を願う。

作成:2020/08/14

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