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2001124コロナが教える人の道47 嫌な予感が当たってしまった!

1ヶ月前の10月28日に書いたブログ「嫌な予感が当たらなければいいのだが、、、」の中の「嫌な予感」が当たってしまった。
だいたいからして、僕の「良い予感はなかなか当たらない」が、「悪い予感は当たることが多い」から、「やはり!」と思ってしまう。そんなことなら余計なことを書かなければと、根拠のない反省をしてしまう。落ち着いて冷静に考えると、前者の「予感」は「期待」であり、後者の「予感」は「推測」であるのだろう。マーフィーの法則もこの辺が盲点になっているのかもしれない。
しかし、このコロナの現況に関しては、まずは受け入れるしかない。「自助」としては、個々でできることは何か考え、実行していくしかない。「共助」としては、僕の場合は、医師としてできうる限りの情報の発信をしていくことだろうと思っている。「知識は最強のワクチン」は、1989年に事務所をオープンしてからの金言造語として使っている。「公助」は政治家にお願いするしかない。一国の総理は「公助として何ができるのか?」だけに集中して行動してほしいものだ。
日本も世界もコロナの拡大スピードは凄まじい。しかし、ワクチン開発や、抗体医薬など朗報も頻繁に聞かれるようになってきた。手放しに喜べるかどうかは今後の成果に期待したいが、「光明が見えてきた」ことには間違いない。もうあと半年ほど何とか持ち堪えて、凌ぎたいものだ。政府の舵取りと、ワクチンなどの効果に期待したい。溺れる人は、岸に近づいたもう一息というところで絶命することが多い、と昔聞いたことがある。今こそ、気を引き締めて、できることは何でもするという心構えが大切であろう。

作成:2020/11/24

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