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240109新年のご挨拶 神様お願い

今年こそは、明るい話ができる年に!と思っていたら、大地震、大事故ととても暗い幕開けとなってしまった。昨年末は、現職国会議員たちの事務所の家宅捜索という「永田町の激震」で年末の幕を閉じたのに、年が明けたら、本当の地震が起きてしまった。「政治家が悪いから、、、、」「権力者が悪いから、、、、」「あの人が悪いから、、、」などと人のせいにすると気分が悪くなるから、「そうだ!神様のせいにしよう!」という心のマントラの一つを提案したことがある。神様は、きっと心がお広いので、自分のせいにされても寛大な気持ちでいてくれるだろうから。それにしても、この世界中の悲劇のニュースを見る限り、神様の存在には懐疑的になる。少なくとも善意の神様と悪意の神様の両方がいるに違いない。そうなると、我々人間は、悪意の神様に対して、(善意の神様の力も借りながら)対抗していかなければならない。人間同士が戦ったり、騙し合いをしたり、弱者から搾取したりしている場合ではない。今回の地震を見ても、悪意の神様は強大な力を持ち、容赦なく人間を襲ってくる。我々人間の力は弱く、力を合わせてようやく凌いでいくのが精一杯である。

医学の世界も同じだ。人類の叡智でいろいろな病気のことがわかり、一昔前では対処できなかったある種の病気が制圧できるようになった。しかし、コロナで経験したように、風邪のウイルス(ごとき!)の改造バージョンが、これだけ世界中の人類を痛めつけた。悪意の神様が改造したのか、はたまた人間の手によるものかは知らないが、少なくとも悪意の神様が加担していることには間違い無いであろう。

新年早々、今年も悲観的な話になったが、今後は人類が普遍的に求めているはずの「幸せ」や「善」についての、明るい考察をしていきたいと思っている。僕が目指している「幸せ論哲学家、思想家」としての立ち位置を整えていきたい。今年の年賀状に書いた「親からもらった教訓集」の上梓も目論んでいる。

(著者注)文中の「悪意の神様」は「自然の脅威」に置き換えることを神様の名誉のために薦める。

作成:2024/01/09

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