来年の賀状の文章を考えるために、今年の賀状を見返してみた。昨年70歳を迎えたため、いつもの「進取のマインド」に翳りが見えたようである。同じ内容の賀状を書こうとしている自分を発見した。おまけに、今年のブログは1月以来であることにも驚いてしまった。
まず今回は、昨年の賀状の文章を次に掲載しておこう。
2024年始挨拶
新年のご挨拶を申し上げます。
昨年の賀状を読み返してみますと、人生終盤の総括的なご挨拶をしてしまった感じです。毎年、賀状を書きながら相手の方の顔を思い浮かべ、今年はお会いできるだろうかと想っています。私が提唱している幸せ感の醸成法は、今ではみなさまもご存知「GMC」と「NFD」、一言で言うと「良き思い出に浸ろう」と「目先の夢を作ろう」です。過去の栄光を反芻し、目先の夢は、自動的に良き思い出に追加されていきます。善き仲間と「幸せとは?」ということを話のネタにゆったりと時を過ごすことを楽しみの中心に置きたいものです。今回のイラストは、事務所のロゴです。傷んだ地球に包帯を巻くところのつもりですが、地球が癒され包帯を解くところであって欲しいと願っています。日本も世界も指導的立場の人たちの欲望が過剰に膨張し、あちこちで裂け目が出現、悪化しています。「立って半畳、寝て一畳」「足るを知れ」「自分が少し損をしてでも、人に尽くせ」など昔親父がよく言っていた言葉が最近よく脳裏をよぎります。そういえば、偉人凡人にかかわらず、教訓にしている言葉のナンバーワンは「親からもらった言葉」ではないでしょうか。最も大切にしている子供たちへの渾身のメッセージなのですから、当然と言えば当然です。
ということで、いろいろな方々から取材して「親からもらった教訓集」というタイトルの執筆を今年のNFDにしようと目論んでいるところです。
GMC:Good Memory Chain NFD:Near Future Dream
作成:2024/11/29