ストレスを上手に取り払うメンタルケア

ストレスを上手に取り払う

メンタル・ケア

MOM

1999.9

イオンクレジットサービス発行


誰でも、多かれ少なかれ、ストレスを持っているものです。適度なストレスは、体を活性化させますが、度を超すと体もゲンナリしてきます。余計なストレスは、サツサと追い出しましょう。


ストレス解消できるかどうかは自分の気持ちしだい

簡単に言えば、『イヤなこと』がストレス。適度なストレスは、体が「頑張ろう」としていい刺激となりますが、過度になると最悪です。興奮して血糖値が上がったり、自律神経が乱れたりして、体調不良を引き起こします。
 ストレスにもいろいろあります。
今話題になっている環境ホルモンなどの化学的ストレス、気温などの物理的ストレス、人間関係から生まれる対人ストレスなどです。
 人間が、特に強く感じやすいのが対人ストレス。他のストレスなら、例えば、ダイオキシンの含まれているものは摂取しないようにしようとか、寒いから洋服を重ね着しようとか、自分の意志ひとつで取り払えますが、対人ストレスだけは、そうもいかないからです。
 でも、友人の裏切り、かけがえのない人の死など、同じように対人ストレスを受けたとしても、強く感じる人と、ほとんど感じない人とがいますよね。ようは、いかに起こり得ることに覚悟を決めているか、気の持ちようということ。
親しい人ならすべて自分の思い通りになると思うからいけないのです。かけがえのない存在と位置付けている相手なら90パーセント、大親友なら60パーセント、いい仲間程度なら30パーセントしか自分の思い通りにはならないと、心に置いておくことが大切です。
 これは「受け入れ」という大切な姿勢です。老化に対しても同じこと。「年をとりたくない!」と思い詰めれば詰めるほど、自律神経が衰え、新陳代謝も滞り、老化がかえって進んでしまいます。

あなたのストレス度チェック
現在の状態で該当するところに○印を付けてください。

no.

項目

いつも

しばしば

ない

1

忙しい毎日ですか

     

2

毎日の生活で時間に追われているような感じがしていますか

     

3

家事・仕事、そのほか何かに熱中しやすいほうですか

     

4

熱中すると、ほかのことに気持ちの切り替えができにくいですか

     

5

やる以上は徹底的にしないと気が済まないほうですか

     

6

自分に自信が持てますか

     

7

緊張しやすいですか

     

8

イライラしたり怒りやすいですか

     

9

几帳面ですか

     

10

勝ち気なほうですか

     

11

気性が激しいですか

     

12

子育てやそのほか、他人と競争するという気持ちがありますか

     

採点法

いつも(2点)、しばしば(1点)、ない(0点〉として合計します。

ただし、No.5、6、9は、いつも(4点)、しばしば(2点)、ない(0点)として計算します。

●: ストレスをかなり強く感じている。l日l時間は目的のない時間をポーツと過こすこと。生活のリズムをゆったりと。

●17~22点: ストレスを強く感じている。適度な運動を楽しんで、睡眠をたっぷりとりましょう。

●14~16点: ストレス予備軍。自分の生活パターンを見直して、着い部分のワン・ポイントだけ改善しましょう。

●9~13点:適当。このぺ-スを守って。

●8点以下:のんびりタイプ。ストレスが少なすぎるのも、体の活性化にはマイナス。外出して、いろいろな人に会ってみて。

(前田式A型傾向判別表を寺下謙三氏が主婦向けにアレンジしたもの)


ストレッチ

肩・・・肩にたまった血液をすんなり流してあげる

ストレスがたまると、自律神経の働きが悪くなり、新陳代謝も衰え、体中の血流がとどこおります。特に、日本人は、肩の血流が真っ先にダウン。なぜ、日本人が?というと、日本人は、人に気を使う人種なので、ストレスがたまりやすいのに加え、骨格が華奢で、肩や首周りに筋肉が疲労しやすいから。また、デスクワークに夢中になりがちでうつむき加減になったりするから。
 いずれにしても、血液がとどこおれば、乳酸がたまって、肩がズッシと重く、痛みがともなってきて当たり前です。
 リラックスできるストレッチやマッサージを毎日こなして、肩や首まわりの血流をスムーズにし、スッキリさわやかな肩を実現しましょう。

肩を伸ばせるだけ伸ばすのがコツ

1

あぐらをかき、両手でタオルを持ち、肩の後ろへ回す。左ひじを曲げ、右腕は床と平行に伸ばし、息を吐き出しながら、両手でタオルを引っ張り合う。腕をかえ、各10秒間を2セット。

2

1の姿勢から、右腕を斜め右下へ、息を吐きながら左腕を引っ張るように降ろしていく。腕をかえ、各10秒間を2セット。肩に心地よい刺激があればOK。

3

(手軽に押せる腕のツボだから、ラクチン!)

ひじから指先へ指3本を置き3本目を10秒間押す。3回

腰・・・腰痛は万病のもと。ただちにリラックス

肩と同様、心のストレスが血流の悪さにつながってくる腰。血流が悪くなると、腰が痛い、ダルイ、重いといった腰痛の症状がでてきてしまいます。それでなくても腰は上半身を支えている場所。運動不足などで筋肉が弱くなり、上半身の体重自体が負担になっていると、なおさらひどい腰痛になってしまいます。また、長時間座りっぱなしという状況もストレスの一因。同じ姿勢を保ったままだと、腰のまわりの筋肉に過度の緊張を与え、筋肉疲労を生み出してしまいます。
それから、足を組むポーズも、腰を痛めるとても危険な要素。長年、そのポーズを定着させれば、かなり高いストレスが腰にかかる結果となり、腰痛はいなめません。
そんなふうに、ストレスのたまりきった腰をゆったりさせてあげましょう。

腰の筋肉の緊張をほぐします

1

床に座り、足をできる限り広け、右ひざを曲げる。伸ばした左足のつま先ヘタオルを回しかけ、左手でタオルの端を持つ。

2

息を吐きつつ、タオルを引き、右肩が左足のつま先に向かうようにし、10秒以上腰を折り曲げる。足をかえ同様に。2セット。

3

(腰痛がすっきり解消!)

アキレス腱と外くるぶしの間にあるくぼみを10秒間押す。

足・・・足は第2の心臓。たっぷりいたわってあげて

いつでもどこでも、全体重を支えている足。体の中で、疲れが一番たまる場所といっても過言ではありません。あまり歩かなくなった最近の人間の足は、筋肉が衰えているだけに、体重を支える負担は、並大抵のものではないんですよ。適度な体操で筋肉を付けることも大切ですが、毎日、せめて寝る前に1度は、「ありがとう」と優しくケアしてあげたいものです。
また、ここで紹介するツボ以外にも、足の裏は「第2の心臓」と呼ばれているほど、各内臓や心につながっているツボがたくさん。足をつかむようにして、親指でアチコチ指圧してあげると、足の疲れが、より取れるだけでなく、内臓も心もリフレッシュできます。実践してみてください。

気持ちいいと感じるまで伸ばし、疲労回復

1

床に仰向けに寝てタオルをねじり左足裏へ回し、両手でタオルの端を引っ張りつつ、足をできるだけ上へ持ち上げる。

2

左足甲を伸ばし、かかとに引っかけたタオルを下方向へ引っ張る。甲を伸ばしたり緩めたりを10秒間。右足も。2セット。

3

(足の血流が一発で活性化するポイントです)

ふくらはぎのちょうど真ん中を親指で指圧。10秒間。3回。

    

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